6月10日、岩沼市千年希望の丘で「花いっぱい植栽会」が行われ、ボランティアの方々と宮農生徒(科学部、バイオ班)の計111名が植樹会に参加しました。
二の倉跡地を桜の名所にして復興の象徴とする事を目的としていますが、今回は桜の周りにカワラナデシコ30本でサークルリング状花壇を作成するというものです。
花壇に使用する草花苗はカワラナデシコ(ピンク)、ハマナデシコ(赤・白)の3種(いずれも夏から秋に開花、草丈約0.5m、耐塩性)です。
海風の影響で失われやすい落ち葉を留め腐葉土にする事で桜の成長を促進させると言うもので食物連鎖を利用しています。
今回、各方面から多くのボランティアの方々にお集まりいただきました。その方々と共に協力出来たことによって植栽会場には笑顔が満ちあふれ「復興へ向けた息吹を感じる事が出来た」など、多くの感想が寄せられました。どの方も満開の花を想い、桜が希望の光となるようでした。
最後にご挨拶いただいた校長先生、市長さんをはじめご後援いただいた岩沼市とご協力下さった参加者の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。有り難うございました。
園芸科2年 本郷 美桜