食料・水・環境の分野で問題解決に取り組む個人・団体を顕彰する「第6回毎日地球未来賞」の受賞者が決まり平成29年2月12日(日)に毎日新聞大阪本社で表彰式がありました。
本校科学部が「津波地域を甦らせる!~目指すはバラと食物連鎖を利用した環境修復型農業」で見事クボタ賞(上から2番目)に選ばれました。
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平成29年2月12日に第6回毎日地球未来賞表彰式・受賞記念講演会が大阪市にある毎日新聞大阪本社オーバルホールにて行われ、科学部を代表して渡邉翼、佐藤亜記の2名で参加してきました。全国の応募者81件の中から一次選考、二次選考を経て、6団体に入ったためです。
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私達科学部は「津波地域を甦らせる!~目指すはバラと食物連鎖を利用した環境修復型農業~」というテーマで上から2番目のクボタ賞を頂きました。講演会では20分間の発表を任され、5年間に渡る桜とバラの研究について話しました。どの団体も長年にわたる地道な活動や研究をしており、とても興味深く、多くのことを学ぶことが出来ました。

また他の高校も受賞していました。京都府立桂高等学校が「リン酸マグネシウムアンモニア(MAP)を活用した革新的な堤防維持管理技術の開発」という研究で奨励賞でした。

表彰式のあとにレセプションがあり、企業の方や大学生の方などと交流を深めることが出来ました。3

私達は出発前日に皆さんに振る舞うための「宮農産バラの果実茶」をつくっており、そのため当日は私がお願いしてスピーチをし、その後試飲していただきました。
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お茶の反応は「おいしい!」「独特な味だね」など良好で、先の発表も褒められました。桂高校とも交流をし、気仙沼の方で「金華芝」の耐塩実験を小牛田農林高等学校と協力してやっているという話を聞きました。私達も地域復興の為にこの賞を頂いたことを糧に活動していこうと思いました。(報告:農業科2年 渡邉 翼)